2021-05-18 第204回国会 参議院 内閣委員会 第19号
そういった中で、やはりこの今回の事業は、標準化されたフォーマット、すなわち死亡調査票を作成して、そこに、医学的死因に加えて、家庭、家族環境、それから養育状況など、こういったものを、社会的原因を収集していって死因を多角的に検証していくと。
そういった中で、やはりこの今回の事業は、標準化されたフォーマット、すなわち死亡調査票を作成して、そこに、医学的死因に加えて、家庭、家族環境、それから養育状況など、こういったものを、社会的原因を収集していって死因を多角的に検証していくと。
この場合は、幾つもの傷がありますし、睡眠薬も飲んでおりますから、どれが決め手で死んだのかという医学的死因をそこでいろいろ調査しました。死体解剖保存法という法律がありまして、これに従ってしたわけでございます。これを琉球大学の医学部の教授で、ある程度そういう経験のある、解剖学とか、そういう人でなければできないわけですが、その琉球大学医学部でそういうしかるべき人がさらに行政解剖をいたしました。
また、医学的死因の究明の慎重を期すために、御遺族の了承も得まして解剖を実施したところでありますけれども、解剖所見をあわせて考慮いたしましても、その死因につきましては犯罪に起因するものではないと判断したところでございます。
医学的な死因でありますけれども、死因は、平面のかたい物体で強く打った、強打による脳挫傷と脳実質内出血という解剖結果で、この医学的死因については全然問題にはなっていない、そういうことで確定していると思いますが、その点、刑事局長さん、いかがでございましょう。